「お兄ちゃんに呼び出されて、その帰りにここに寄ったらみんないなし、圭は寝てるし…。ちょっと圭を見てから帰ろうと思ってたんだけど…いつの間にか寝ちゃったみたい☆」


みたい☆じゃねぇよ…。


しかも説明なげぇし。


よく一息で話せたな。


「はぁ…で、何時頃来たんだ?」


「え!?…その……あの…」


真冬の肩がびくっとなったのを、俺は見逃さなかった。


まぁ、だいたいは予想つくけど。


「本当の事を言え」


言わねぇと、お仕置きだな。