「っ…そうだね!それにしよ!」


ごめんね…。


圭たちからしたら私は仲間かもしれない。


だけど、私は本当の仲間じゃない。


圭たちに本当のことを隠している私が、本当の仲間になれるわけないんだ。


でも…仕方ないよね?


私は圭と出会う前から族に入ってた。


それは変えられない事実で。


だけど、今は天龍も大切なんだ。


だからこそ、私は選べないでいる。


私は双龍の総長で夜桜で、でも天龍の姫でもあるから…。


圭達と離れるのは嫌だけど、運命は残酷に進むだけ。


覚悟していたつもりだったけど、こうして思い知らされると辛いものだねっ。