「まじでかっけぇな!」


「だな!風天鬼っていうのには驚いたけど!」


そう言って騒ぐ俊と舜太。


名前が似ていれば、性格も似ているって?


そんなところ似なくていいのにね。


「昔と変わらないな」


「まぁね」


そういえば、お父さんってかっこいいままだな〜。


普通、歳を重ねると老けたりするものなのに、お父さんは一切それがない。


…実は化け物だったり?


なわけないか。


それより疲れたし、そろそろお開きにしてもらおうかな…。


仕事もあったし。


そんな私の思いが通じたのか。


「じゃぁ、今日はこれで解散にしよう」


「「ああ」」