夜に舞う桜~夜桜~

「お父さん?まさかハッキング…」


そう言うと、お父さんの顔がだんだん青ざめた。


ほんっと、分かりやす。


それじゃあ、バレてもおかしくないよ。


多分気づいてないんだろうけど。


「ったく、心配なのはわかるけど、そんなことしたらダメなんだよ?」


「わかってるよ」


本当なのかな~?


お父さんってたまによくわからないからな〜。


「それよりいいのか?」


お父さんが近づいてきたと思ったら、いきなり耳元で呟かれた。


「へ?」


何の話?