ってか、天龍の知り合い?


天龍を訪ねてきたわけだし。


それにこの声どこかで聞いたことがあるような?


頭を巡らせると、ある考えにたどり着いた。


もしかして……。


謎のお客の正体が分かった私は、心で溜め息をつく。


ハァ……。


なんでここにくるかな~。


しかも、そんなマスクつけて…。


「あの、誰ですか?」


「おぉ!わかんないのかい!?圭一!」


「なんで俺の名前を…」


知ってて当然。


だってその人、あれだから…。