私、飽きてきたんですが。
総長がそれでどうするって思うかもしれないけど、今の私は姫としてここにいるから。
姫として出ている私が、当然口を出せるわけもない。
ただ、みんなの話を聞くだけ。
「…ハッキングしたら、あっちの総長、水無月 拓って人」
水無月…拓…。
未だに覚えてる。
私達双龍にとったら因縁の相手。
「あいつ、まだいんのかよ」
悠が怒った顔で言う。
「知ってるんですか?」
悠は私をチラッと見て言った。
「…真冬の兄・陸さんを撃った奴だ」
……忘れないもしない…。
あいつの顔だけは…っ。
「「っ!?」」
総長がそれでどうするって思うかもしれないけど、今の私は姫としてここにいるから。
姫として出ている私が、当然口を出せるわけもない。
ただ、みんなの話を聞くだけ。
「…ハッキングしたら、あっちの総長、水無月 拓って人」
水無月…拓…。
未だに覚えてる。
私達双龍にとったら因縁の相手。
「あいつ、まだいんのかよ」
悠が怒った顔で言う。
「知ってるんですか?」
悠は私をチラッと見て言った。
「…真冬の兄・陸さんを撃った奴だ」
……忘れないもしない…。
あいつの顔だけは…っ。
「「っ!?」」


