見に行くか。


気になるし、早く状況を知りたい。


見に行こうと、立ち上がるとドアノブが回った。


…まだ回してないぞ。


てことは、面子の誰かか、ざわつきの犯人かのどっちかだな。


警戒しながら、ドアをゆっくりと開ける。


そこにいたのは、ずっと俺が待ち続けていた人物。


「真冬!?」


「…真冬」


「真冬!!??」


「真冬さん!?」


顔から血を流し、傷だらけの真冬だった…。