夜に舞う桜~夜桜~

動こうと、足に力を入れた時、リ一ダー的な奴が口を開いた。


てか、ピンクはありえないでしょ。


ピアスも片耳に10個はありそうなくらい多いし。


これが彼氏だったらぶん殴ってたよ。


「お前、水瀬 陸の妹の真冬だろ?」


………え?


どうして……?


何でこいつは私とお兄ちゃんの名前を知っているの?


冷静だったはずの私は、その言葉で動揺してしまったんだ。


この時の私は油断してんだ…。


もう油断しないと、そう決めたはずなのに。