夜に舞う桜~夜桜~

「真冬!」


「悠!」


病室の前に悲しい顔をした悠がいた。


大樹が知ってるということは、悠もきてると思ってた。


だって悠は陸にぃを本当の兄のように慕っていたから。


「…泣きたいなら泣け」


その言葉に私は悠に抱きつき、静かに泣いた。


「ゆぅ…お兄ちゃんはっ…?」


「っ……」


そこに私の後を追って、走って来た天龍が来た。


「真冬…はぁ…早すぎ…」


悠に抱きつく真冬を見た圭は…。


(何、男に抱きついてんだよ)


っと、心で思っていたのは圭だけの秘密。