夜に舞う桜~夜桜~

あの日のことを思い出しているうちに、いつの間にか倉庫についていた。


私、どうやって戻ってきたでしょうかね?


「真冬!遅一い!」


「ごめんね」


そんなに時間たってた?


まぁ、風龍に襲われてたし、仕方ないか。


「…何かあったのか?」


圭の突然の言葉に、肩がビクっと揺れてしまった。


「な、何が?」


「女嫌いの舜太がなついてる感じだし」


なついてる?


それって…。


「俺は犬じゃねぇぞ!」


ごめん……。


私も犬って思っちゃった…。