―30分前
部室棟にある演劇部の部室の前に立っている私はゆっくりと部室のドアを開けた。
「失礼しま「待っていたよ!五十嵐 幽さん!!!」」
私の声をさえぎり、部長と思わしき女子生徒が顔がつかんばかりの距離まで来た。
「あの、顔めっちゃ近いんで「ようこそ我が演劇部に、歓迎するよ!でもその前にちょっと来てくれないか!!」」
どうやら話を聞いていないようだ。そして、女子生徒とは思えない力で私は部室奥に連行された。部室奥はどうやら衣装部屋のようだ。しかし、なぜかここには一切女ものと思われる衣装がない。
「さて…皆の者!五十嵐さんを着替えさせろ!!」
「「「「ラジャー!!」」」」
そして、私は演劇部員の餌食になった…


