翌日の深夜― 相変わらず雑魚妖怪ばかりを倒す毎晩だ。 「相変わらず雑魚が多いな…」 『そうですね…』 鬼灯を盗み見る。頬に汗が一筋伝っているだけで特には怪我はないみたいだ。 そして、普通にカッコイイ。 『俺の顔に何かついてます?』 私はハッとして顔をそらした。…今見とれてた? 『主様、お顔が赤いですが…大丈夫ですか?』 「何でもない!何でもないから!!いたって健康だから!!」 …鬼灯は何とも思ってないのか…?