百鬼夜行の主




―深夜


『ヌシノニク…クエバヌシヨリモツヨク…』



妖怪が一斉に襲いかかる。私はそんなことをもろともせずに妖怪たちをなぎ倒す。襲いかかってくる妖怪達をバッタバッタと斬り倒し、百鬼の様子をみる。瞬間、


『主様!!』


鬼灯の声が聞こえたかと思うと私の背後に回り、首切り包丁で妖怪たちの首をはねる。どうやら背後に敵がいたようだ。私は鬼灯の顔を見るとニッと笑った。


「…背中は頼んだからね、鬼灯!」


『御意!!』


私と鬼灯が再び妖怪をなぎ倒し始めた。