「うあぁぁ!!」 私は自分の悲鳴で目を覚ました。息が荒い。汗が頬を伝う。 あたりを見渡すと、そこは何も変わらない私の部屋だった。 ―夢か… 私は枕元に置いてある時計に目を向けた。 デジタル時計は午前5時30分を指していた。 私はベッドから降り、着替え始めた。