「本当、俺女子だったら惚れてそうだぜ。カッコイイしよー」



「雨月、お前そっちのもいけるのか?」



「んなわけあるか!!!」



…どうやら私のことを男と思いこんでいるらしい。



私はくすくすと、静かに笑っていた。