「五十嵐、どうした?顔青いぞ」



「…何でもありませんよ」


あなたが撮った写真に私が写っていてばれそうなのが不安ですから。


などは言えず、私は自分の席に座った。


「てかさ、雨月こいつにあったんだろ?どんな奴だった!?」


「スッゲ―かっこよかったぜ!俺らと同じぐらいなのに謎の生物操っててさ、極道の総長みてぇだったぜ!」

総長ではありませんが百鬼を率いる主です。


ばれないか不安で冷や汗が頬を伝う。


「それに、この男。めっちゃイケメンだったぞ!!」



…は?男…?