翌日、私は二日酔いの体を引きずりながら登校した。 どうして未成年のはずの私が二日酔いになっているかというと、あのくそ妖怪たちが「百鬼夜行の主たるのも酒に負けてはなりませぬ」といいながら無理やり飲ませたのだ。 もちろん、親に二日酔いに効く薬をもらうこともできず(そもそも一人暮らしなので親はいない)私は二日酔いのまま、登校しているのだ。 私は頭を抱えながら教室に入った。 ふっと教室の真ん中を見ると、人だかりができていた。