百鬼夜行の主




そこには、ありえない光景があった。



俺と同じぐらいの男が謎の生物を一刀両断していた。



そして、もう一つありえない光景が男の後ろに広がっていた。



男の後ろに、大量の謎の生物が群れをなしていたのだ。


「お前ら!妖怪狩りだ!」



男が背後の謎の生物に向かって叫ぶ。


刹那、



『『『『『ウォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!』』』』』



謎の生物が雄叫びをあげた。



男の言っていた、妖怪狩りの始まりだった―