『クッソ…!!』
私は一度体勢を立て直す。
刹那、気狐の刀が目前に迫ってきた。
『これで終わりだぁぁぁぁぁ!!!』
気狐の刀が私を貫こうとする。刹那、私は刀で気狐の切先を防ぐ。
気狐の顔が歪む。私は気狐の刀の側面を受け流し、気狐の身体を斜めに斬った。
『グア…ッ!!』
気狐が宙から地面に引きずり込まれるようにして落ちる。
私は重力に任せて地面に着地する。
『野郎…!!』
気狐がゆっくりと体を起こす。その度にぼたぼたと音を立て、血が落ち地面を赤く染める。
気狐は私を殺意のこもった瞳で睨んだ。
『…終わりにしようじゃねぇか。そろそろ…』
私は地面に刀を刺し、気狐に近づいた。
『…は…はははっ…いい目じゃねぇか。鬼李の娘ェ』
私はただ、気狐の目を見据えた。


