「そ、そういうものなの…?」 「そうだよ。ヤキモチ妬いてくれるのって好きって言われてるみてぇじゃん?」 「…ふふっ、確かにそうかも」 春の笑い声が、病室に響いた。 「…で?呼んでくれる?俺の名前」 記憶をなくす前のように…。 「……い、いいの?呼んでも」 「俺が頼んでんだから、春が決めていいよ?」 「じゃ、じゃあ……呼ぶね…」