僕の想いが届くように



病室には、南野がいた。


「手術終わって、今は寝てる。奇跡的に外傷もないし…明日には目が覚めるって…」


「よかった…」


明日には…春が起きてるんだな…。


「てか、あんたは本当に春が好きなわけ?」


「はあ?」


突然、南野が聞いてきた。


何言ってんだ、コイツ…。


「だってあんた、いつも色んな女と遊びまわってるらしいじゃん」


「……」


「本当に春のこと好きなら…大事にしてよ」