僕の想いが届くように



「そうなんだ」


じゃあ、明日は行く時間遅らせるか…?


なるべく春とは2人になりたい。


そんなことを考えながら、俺たちは病院へと足を進めた。




―――コンコンッ…


南野が病室の扉をノックし、扉を開けた。