正直、記憶のない春と二人っきりっていうのは緊張する。


でも…はやく春には俺のこと思い出してほしいし、頑張るか…。


そう思い、俺は一日の授業を受けた。


――――――――…


「じゃあ、高原。よろしくね」


「おお」


「優斗、頑張れよー。俺も今度見舞い行くからよ}


「別に来なくてもいいけどな」