―――ギィィ――……


幸村と一緒に来た場所は、屋上だった。


いったいなんだ……?


あまり幸村と俺は親しくない。


つか、俺は幸村に嫉妬ばかりしていた。


春にとって、幸村はある意味特別な存在だからだ。


「―――…おい、話って…「お前さ、まだ春と付き合ってくつもり?」


俺の言葉を遮って、幸村は話した。