「ねぇ、優斗～！今日遊ぼう？」


「ん？ああ、いいよ」


「やったぁ～！楽しみっ♪」


このやり取りを見て、俺の彼女、


相沢春が顔を歪ませる。


そんな顔すんだったら、「嫌だって」言えよ…。


だけど、春は言ってくれない。


本当は春にヤキモチ妬いてほしい。


「嫌だ」って言ってほしい。


そしたら…お前のこと抱きしめることができるのに…。