お嬢様と執事


「…分かった。
けど…絶対に離れないでね
どんな結果になったって」


「はい!約束します
優妃様、私を信じて」


大きく頷いて、意を決し、柳沢がドアを開いて待ってくれてる車へと向かう。


お願いだから…どうか…


婚約者ができてもいい。


好きでもないひとと結婚してもいいから



どうか…このまま。



この幸せのままでいさせて


「さぁ優妃様、いきますよ?お母様はもうすでについているようですので」


「うん、出発して」


「かしこまりました」


会場へと車が進んでるなか私はなかなか落ち着くことが出来ずにいた。



…帝



『優妃様、頑張ってください!』


ふと、帝の笑顔が見えた気がした。