「とりあえず、一通り泣いたかしら?」


 なんなんだろう。


 この人は…。


 そうすると「あっ」と何かを思い出した様子で


「自己紹介遅れました。


 私はプリムと申します。


 初めまして。


 あなたは?」


「こちらこそ自己紹介遅れました。


 飛鳥の妻の竹半 アイです。」


 飛鳥の妻というのを強調しながら私は言った。