休みだからって、ハイテンションメガマックスから逃れられると思ってはいけない。

新と鷹雅を掴んで、校舎の階段を駆け下りながら。

「夏休み、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」







遊里の叫び声は、ソフトクリームみたいな入道雲に響いた。