「襲っていいですか。なんて聞くなばーか。」

あたしは声を潜めて言う。
「先輩ですよ、誘ってきたの。」

気づくと最近買ったばかりのブランドのワンピースの裾が捲れあがってパンツが見えていた。

「あっ。」

あたしはなんてことを。

恥ずかしそうに辺りを見回すと、誰もこっちを見てなくて正直安心。

あたしは、この後輩の教育係。

だからデスクも隣。

隣にいるといちいち面倒くさいけど、なんか安心しちゃう。