「じゃ、かえりまー」 あたしが帰ろうとすると、彼に腕を掴まれた。 「たったそんだけの為に来たの。」 彼の熱い手があたしの腕を掴む。 帰らないでとでも言わんばかりの潤んだ目ー いつもより赤い顔は熱だから?? それともー あたしのせい??