もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「陽太は窓ガラスを拭いてちょうだい。優衣は床ね!」


「人使い荒いよなぁ」


「同じく!」


母親は張り切ってバタバタと掃除機をかけていたかと思うと、どこからかクッションを持ってきて、おじさんのベッドを作り始めた。


それは、とても楽しそうに……。


今までにない3人の結束で、見違えるほど綺麗になったサンルーム。


『オーッ、ピッカピカーッ! オカーサン、このフッカフカのベッド最高デスッ』


「お母さん、おじさんがすごーく喜んでるよ」


「良かったわぁ」