「ところで、妖精さんはいつもどこに居らっしゃるの!?」
そして母親は、いきなり本題に入った。
「私の部屋だけど……」
危機を察した陽太が、優衣の前に出る。
「母ちゃん! おじさんを追い出すなよっ」
「そんなことしないわよ」
「じゃあ、父ちゃんには絶対に言わないよなっ」
陽太は、答えに詰まる母親に更に迫る。
「父ちゃんが知ったら、おじさんを交番に連れてっちゃうだろーっ」
「連れて行かないわよ」
黙って聞いていた優衣も立ち上がる。
「でも、研究所とかに送ちゃうかもしれないじゃない!」
「……確かに。それは、あるかもしれないわね」
「えっ、あるのーっ!」
「あんのかよっ!」
2人の驚きの声は重なり、おじさんの動きは止まった。
そして母親は、いきなり本題に入った。
「私の部屋だけど……」
危機を察した陽太が、優衣の前に出る。
「母ちゃん! おじさんを追い出すなよっ」
「そんなことしないわよ」
「じゃあ、父ちゃんには絶対に言わないよなっ」
陽太は、答えに詰まる母親に更に迫る。
「父ちゃんが知ったら、おじさんを交番に連れてっちゃうだろーっ」
「連れて行かないわよ」
黙って聞いていた優衣も立ち上がる。
「でも、研究所とかに送ちゃうかもしれないじゃない!」
「……確かに。それは、あるかもしれないわね」
「えっ、あるのーっ!」
「あんのかよっ!」
2人の驚きの声は重なり、おじさんの動きは止まった。


