電気を点けっぱなしにしていた部屋に戻り、おじさんを本棚の中にそっと下ろす。
そして、出窓のカーテンを閉めながら、今日1日の出来事を話し始めた。
「もう参っちゃったよーっ、大谷がイケメンだなんて……」
『オータニは、イケメンじゃナイノカイ!?』
「まぁ、みんなはカッコイイとか言ってるけど、私はそんなふうには思えない」
おじさんは珍しく眼鏡をかけて、石鹸箱で作った机に向かっている。
「ねぇおじさん、聞いてる!?」
『キイテル、キイテル』
「さっきから、何書いてるの?」
『コレ、報告書』
「へぇーっ、妖精の世界にもそんなものがあるんだーっ」
『アル、アル』
書き物に夢中になって、話を適当に聞いているおじさん。
優衣はゆっくりとおじさんに近付き、大きな声で呼んでみた。
そして、出窓のカーテンを閉めながら、今日1日の出来事を話し始めた。
「もう参っちゃったよーっ、大谷がイケメンだなんて……」
『オータニは、イケメンじゃナイノカイ!?』
「まぁ、みんなはカッコイイとか言ってるけど、私はそんなふうには思えない」
おじさんは珍しく眼鏡をかけて、石鹸箱で作った机に向かっている。
「ねぇおじさん、聞いてる!?」
『キイテル、キイテル』
「さっきから、何書いてるの?」
『コレ、報告書』
「へぇーっ、妖精の世界にもそんなものがあるんだーっ」
『アル、アル』
書き物に夢中になって、話を適当に聞いているおじさん。
優衣はゆっくりとおじさんに近付き、大きな声で呼んでみた。


