陽太を引き連れて、おじさんの居る棚を覗き込む。
『zzz……』
「あっ、寝ちゃってる」
おじさんは、スヤスヤと眠りに就いていた。
それを目の当たりにした陽太は……、
あわあわヘナヘナと、その場に座り込んでいる。
「なんだよこれ〜っ……、小人〜っ!?」
「シーッ、起きちゃうよ。小人じゃなくて、妖精みたい」
「嘘だろーっ」
「自分で、そう言ってたもん」
「まじかよ〜っ……。でも、どうしてこんな変な妖精が姉ちゃんの部屋に居るんだよ」
「そこのバス停で見つけたんだけど、この雨の中ですごく困ってるみたいだったから連れて来ちゃったの」
「すげぇじゃん! 姉ちゃん、人助けしたのかぁ。あっ、人じゃないかぁ」
「まっ、まぁね」
優衣を見る陽太の目が、一瞬にして変わる。
『zzz……』
「あっ、寝ちゃってる」
おじさんは、スヤスヤと眠りに就いていた。
それを目の当たりにした陽太は……、
あわあわヘナヘナと、その場に座り込んでいる。
「なんだよこれ〜っ……、小人〜っ!?」
「シーッ、起きちゃうよ。小人じゃなくて、妖精みたい」
「嘘だろーっ」
「自分で、そう言ってたもん」
「まじかよ〜っ……。でも、どうしてこんな変な妖精が姉ちゃんの部屋に居るんだよ」
「そこのバス停で見つけたんだけど、この雨の中ですごく困ってるみたいだったから連れて来ちゃったの」
「すげぇじゃん! 姉ちゃん、人助けしたのかぁ。あっ、人じゃないかぁ」
「まっ、まぁね」
優衣を見る陽太の目が、一瞬にして変わる。


