もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

優衣はベッドに腰を下ろし、喜ぶおじさんの様子を楽しそうに眺めていた。


「ねぇ、おじさん……。おじさん達小人は、やっぱり森に住んでるの?」


荷物の整理を始めていたおじさんの動きが止まる。


『エッ、ワタシは小人じゃナイヨ』


「えっ!?」


『ワタシは、妖精ダヨ』


そう言いきってから、また作業を始める。


「プッ、妖精って!? プププッ、えーーーっ!?????」


激しく笑いだす優衣。


お腹を抱え、足をバタバタと投げ出し、涙まで流しながら……。