紫色の香りでいっぱいのバス停に降りた2人は、試験範囲を確認しながら並んで歩く。
「試験終わったら、どっか出掛けよっか」
「えっ、ほんと? どこどこ、どこに行く?」
初めての大谷の誘いに、はしゃぐ優衣。
「ゆいの行きたいとこ」
「えっ……、今、ゆいって言った?」
「あのなーっ、こっちは必死に言ってんだから軽く流せよ」
「プッ、だってぇ〜。なんか笑っちゃうーっ」
「バーカッ、もう言わねーよ」
「うそ、うそ、もう笑わない! じゃあ、私も呼んでみるね」
大谷が、優衣を見つめる。
「……じゅんぺー」
いつもの笑顔で、右手を差し出す優衣。
「おー」
大谷は思いっきり照れながら、
差し出されたその手をしっかりと握った。
「試験終わったら、どっか出掛けよっか」
「えっ、ほんと? どこどこ、どこに行く?」
初めての大谷の誘いに、はしゃぐ優衣。
「ゆいの行きたいとこ」
「えっ……、今、ゆいって言った?」
「あのなーっ、こっちは必死に言ってんだから軽く流せよ」
「プッ、だってぇ〜。なんか笑っちゃうーっ」
「バーカッ、もう言わねーよ」
「うそ、うそ、もう笑わない! じゃあ、私も呼んでみるね」
大谷が、優衣を見つめる。
「……じゅんぺー」
いつもの笑顔で、右手を差し出す優衣。
「おー」
大谷は思いっきり照れながら、
差し出されたその手をしっかりと握った。


