もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「おじさんが、あんな夢見せるからだよ! あんな夢見てなかったら、私は大谷のことなんか……、大谷とはただの友達で、瑞希や沙也香とは親友でっ」


『ユイ、聞いてオクレ』


「おじさんの話なんか、もう聞きたくないっ! おじさんなんか連れて来なければよかった……。おじさんなんかと……、おじさんなんかと出逢わなければよかったっ」


『ユイ……』


おじさんは淋しそうな瞳で優衣を見つめると、静かにサンルームへと戻っていった。


悲しい顔が、優衣の胸に残る……。


(私、何言ってんの!)


一度出してしまった言葉は、もう取り消せない。


優衣は、出口のない心の闇に堕ちていく……。