もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

カーテンが閉ざされた薄暗い部屋……。


無造作に制服を脱ぎ捨てて、その辺にあった白い部屋着に着替える。


ベッドに潜り込むと1人きり……、


こらえていた涙が溢れでる。


「ヒック、ヒック……」


異変に気付いたおじさんが、優衣の部屋のドアを叩く。


『ユイ!?』


ドアの隙間から顔を覗かせて、中の様子を気にしている。


優衣は、泣き腫らした赤い目でおじさんを見た。


『何かあったのカイ?』


「ヒック、ヒック……、どうしてっ!」


『ヘッ!?』


「どうして、私だけが頑張らなきゃいけないのっ! どうして、私だけが我慢しなきゃいけないのっ! ねぇ、どうして私だけっ」


『ユイ、ソレは』


「もう苦しいよ! 耐えられないよっ」


おじさんは静かに頷きながら、優衣の言葉に耳を傾けている。