もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「あっ、早川! 送るよ」


門の前では、深沢が待ち構えていた。


「えっ、いいよ」


「でも、ほらっ」


その視線の先を見る……。


(あっ、あの女達が居るっ!)


瞬間的に深沢の後ろに隠れて、びびりながら様子を伺う……。


「でっ、瑞希は?」


「今日は1人で帰るから、早川をバス停まで送ってやってくれって」


「えっ……」


バス停に向かって、ゆっくりと歩きだす2人。


「お前らって、なんか似てるよなぁ」


深沢が、優しく微笑む。


「えっ、全然違うでしょ!」


「ほらっ、そういうとこ!」


深沢は、ムキになる優衣を笑いながら、バスが発車するまで見送ってくれた。