手を引かれながら、上がっていた熱を少しずつ冷ます……。
教室に辿り着くと、瑞希は振り返って言った。
「いくらなんでも、あれは言い過ぎだよ! 沙也香が今、どういう状況だか分かってんでしょ!! 優衣らしくないよっ」
(何、言ってんの! 自分だって、さんざん沙也香のこと悪く言ってたくせにっ)
不機嫌そうに瑞希を見る。
「だいたいさぁ、そんなに敵ばっか作ってどうすんの!?」
自分の置かれている立場に、ようやく気付いた優衣。
1つ1つの言動を顧みながら現実に戻されると、急に心細くなってきた。
「やばい、よね?」
「かなりねっ」
「まずいよっ!! もう、教室から出られないよっ! トイレにも行けないっ」
優衣は、ことの重大さをしっかりと把握した。
教室に辿り着くと、瑞希は振り返って言った。
「いくらなんでも、あれは言い過ぎだよ! 沙也香が今、どういう状況だか分かってんでしょ!! 優衣らしくないよっ」
(何、言ってんの! 自分だって、さんざん沙也香のこと悪く言ってたくせにっ)
不機嫌そうに瑞希を見る。
「だいたいさぁ、そんなに敵ばっか作ってどうすんの!?」
自分の置かれている立場に、ようやく気付いた優衣。
1つ1つの言動を顧みながら現実に戻されると、急に心細くなってきた。
「やばい、よね?」
「かなりねっ」
「まずいよっ!! もう、教室から出られないよっ! トイレにも行けないっ」
優衣は、ことの重大さをしっかりと把握した。


