もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

おじさんはベッドによじ登って、更に話し続ける。


『トニカク! 信頼デキル親友、理解し合えているツモリで居る親子や夫婦でサエ、お互いの気持ちを正確に読み取る事は難しいラシイ』


「………………」


『ツマリは、自分の気持ちや想いってヤツは、頑張って伝えようとしなケレバ、相手の心には届かないんじゃナイノカイ!』


「そんなこと分かってるけど……、でも無理っ」


『アッ、ソッ』


「そんな簡単に終わらせないでよっ」


『簡単ダヨ! ユイの心は、ユイにしか変えることが出来ないカラネッ』


「冷たっ」


おじさんのその言葉は、本当は優衣の胸に響いていた。


頭では理解できる。


けれど、心が……、


沙也香への不信感や嫌悪感が邪魔をして、どうしても受け入れることができない。


(分かってるよ、分かってるけど……)


優衣の心は立ち止まったまま、


前に進むことができない。