もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

無数に散った光の粒達は、その輝きを保ったまま、優衣達の目の前に迫って来る。


次第に鮮明に映しだされるその光の正体は……、


可憐な花のような衣装を身にまとい、虹色に輝く羽を広げ、キラキラと煌めく光を振り撒きながら真っすぐに近付いてくる。


フェアリーと呼ばれるのにふさわしい、あの美しい妖精達である。


「キャーーッ♪」


この世のものとは思えないその姿に魅了され、ただ茫然と立ち尽くす優衣……。


妖精達は、おじさんの前に整列すると、その羽を休めた。


お互いに見つめ合い、交信のようなものが始まる。


大きなモミの木の下で、妖精達の不思議な時間が流れる……。


やがて、羽を広げた妖精達が、優衣の目線まで上がってきて丁寧に会釈をする。


「あっ、どーも」


そして、再び羽を輝かせ、遠い星空に消えていった。