もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

母親に言われた通りに、すぐに瑞希に電話をする。


「もしもし、瑞希?」


「優衣っ、どこに居るのーっ!」


「あっ、今、白樺スキー場……」


「まだ、スキー場に居るのーっ!」


「う、うん……。最終バス逃しちゃって、お母さん待ってるとこっ」


「待ってるって……、バッカじゃないっ!」


「えっ」


「だいたいのことは想像できるよ! だから断っちゃいなって言ってたのに……、優衣ってほんとっバカなんだから!」


「そんなにバカを連発しなくても……。あのっ、予想外のことがいろいろ起きたりして……」


瑞希の怒りは、全てが沙也香に向けられてしまっている。