もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「そうだ! 管理室に戻らなきゃ」


まだデレデレのおじさんをポケットに中に入れ、電気を消すと、また走りだす。


「ありがとうございましたっ」


「あっ、お嬢ちゃん、忘れ物は見つかりましたか?」


「はいっ、見つかりました! わがままを聞いて下さり、本当にありがとうございました」


「それはよかった。それより、たった今、最終のバスが出ちゃったけど大丈夫?」


(えーっ、まじーっ! でも、もうこれ以上は迷惑掛けられないよ)


「あっ、母が迎えに来るので大丈夫です」


「それならよかった」


深々とお辞儀をしてから、優衣は管理室の外に出た。