もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

全ての力を失い、その場にへなへなと座り込む。


そんな優衣を、おじさんは不機嫌そうに見る。


おじさんと目が合うと、優衣は慌てて座り直し、泣きながら話し始めた。


「おじさん、本当にごめんなさい! 私、今日はいろんなことがあり過ぎて、もう、訳が分からなくなっちゃって、ヒック、ヒック……」


『………………』


「おじさんをこんなところに置き去りにするなんて、私って本当に最低ーっ! ヒック、ヒック、エェーーン、エェーン……」


激しく泣きじゃくる優衣に、慌てだすおじさん。


おじさんは、優衣の涙に弱い。


『ユイ、分かったカラッ……。モー、泣かないでオクレ』


「うん、ヒック、ヒック……」