もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「すいませんっ。本当に、すいませんっ」


必死に謝る優衣を不思議そうに見つめながら、その人はガチャガチャと鍵を開け、


「探し終わったら、声掛けて」


そう言って、急いで管理室に戻っていった。


「ご迷惑お掛けしてすいませーーーんっ」


その人の後ろ姿に向かって、大きな声で叫ぶ。


そして、更衣室に向かい合い、そのドアを開けた……。


(おじさん、お願いっ、ここに居てっ!)


祈るように電気のスイッチを入れると、蛍光灯の眩しさに、一瞬、視界を奪われる。


やがて見えてきた部屋の中……。


すぐに、温風ヒーターに向かって走りだし、目を細めながらその周辺を見渡した。


そして、ヒーターの脇を覗き込む。


「……あっ!!」