もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

全てが凍ってしまいそうな氷雪の世界で、身も心も痛いほどに冷えきってしまった優衣。


手足がかじかんで、もう思うようには前へ進めない。


「絶対に、諦めないっ!」


それでも優衣は、孤独の恐怖にも、過酷な現実にも負けないで、小さなおじさんを探すという使命だけに懸命になる……。


「おじさーん……」


探し始めてから、どのくらいの時間が経ったのであろうか……。


捨て身で頑張る優衣を見離すかのように、ナイター終了を知らせるアナウンスが流れた。


「えっ……、そんなの関係ないし」