もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

それからも工藤の爆笑トークは続き、優衣の気持ちも少しずつ穏やかになっていった。


窓の外の風景も、夕陽に照らされた慌ただしい街の景色に変わっている。


そろそろ終点の駅、であろう時……、


「あっ!」


優衣は、ポケットの中を探った。


「えーっ!」


ポケットの中を覗いて確認する。


「うそーっ!」


あらゆるポケットを確認してから、今度はバタバタと鞄の中を探り始めた。


「どーしたの?」


慌てふためいている優衣の行動を、工藤が不思議がる。