もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

駅へと戻るバスに乗ろうとした時、優衣の携帯が鳴った♪


(沙也香……)


なぜか、電源を切ってしまう。


「さすがに、まだ空いてるねぇ」


工藤は嬉しそうに、後部の2人座席に飛び込んだ。


そんな工藤の明るさで、優衣にも少しずつ笑顔が戻る。


太陽が少しだけ西に傾いた時、2人は、まだ楽しく賑わう真っ白いゲレンデをあとにした。