もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

やがて、何かの力が加わり……、


その激しい勢いから、ようやく解放された。


「だいじょぶーっ!」


滑り落ちてくる優衣を発見した工藤が、すぐに駆け付け体を張って止めてくれていたのだ。


放心状態の優衣からは、言葉が出てこない。


「ゆいちゃん! 怪我してない!?」


徐々に意識が戻ってくる中で、自分の体を確認する。


「はい、大丈夫です」


「あーーっ!」


優衣が答えるのとほとんど同時に、驚いた工藤が後ずさりしながら叫んだ。


「ゆいちゃん、大変だよ! 顔が……」


「えっ!?」


「顔が、凍傷になってるっぽい……」